将棋部 全国大会出場の結果と報告
8月9日、10日に将棋の全国大会(信州総文祭2018)が長野県千曲市で開かれ、本校高3生の白井さんが兵庫県代表として出場しました。
県予選は4月にあり、各都道府県から2名が選出されるのですが(栃木・福井県は出場なし)白井さんは県予選で準優勝、今大会の出場を決めました。
開会式の様子です。
今回、白井さんが参加したのは女子個人戦でした。しかし、女子団体戦に加え男子の個人・団体戦も同会場で行われたため、かなりの選手数がおりました。
また、当日は4名のプロ棋士の方も訪れ、指導対局や大盤解説などを行い、将棋好きにはたまらない大会となったことでしょう。
わかりにくいですが、写真手前にはあじあじこと安食聡子女流初段、奥には郷田真隆九段が指導対局をされています。他には森内俊之九段と田中悠一五段が訪れており、その豪華さがうかがえます。
では大会結果にうつります。
選手は必ず4戦行います。
1回戦・富山県1位富山高等専門学校本郷キャンパスと対局。序盤、主導権を握り続けますが、終盤に逆転負けしました。
2回戦は長崎県1位瓊浦高校(けいほうこうこう)と対局、終始押せ押せのまま早く勝利をおさめました。
3回戦は島根県1位松江工業高校と対局、どちらが勝ってもおかしくない大接戦でしたが、あと一歩及ばず敗戦しました。
実質引退対局となる4回戦は沖縄県1位興南高校と対局し、接戦でしたが勝利しました。
合計2勝2敗。名門大学のスカウトが来たり、プロも生まれるような大会で2勝を挙げたことはとても素晴らしい結果です。しかもお気づきでしょうか、白井さんは県2位代表として参加し、対局相手はすべて1位です。対戦相手の決定は勝敗こそ関係するものの、基本はコンピューターによるランダムです。
狭き門である決勝トーナメントには進めませんでしたが、学園を背負い健闘してくれました。
今後とも本校より全国で躍動する部員が出てきてくれることを願っています。
他結果
女子個人戦優勝
東京都広尾学園
去年と同じ京都府洛北高校・同選手との決勝戦でしたがリベンジを果たしました。
女子団体戦優勝
愛知県南山高校女子部
名門校が優勝しました。
大会運営、宿泊、移動等でお世話になった方々、ありがとうございました。